インデックス投資とは?仕組みと始め方を初心者向けに解説
2026/5/14 — 8分で読めます
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目次
「インデックス投資」という言葉を聞いたことはあっても、具体的に何をどう買えばよいのかわからない方は多いのではないでしょうか。インデックス投資とは、市場全体の平均に連動することを目指す投資手法のことです。NISAのつみたて投資枠とも相性がよく、長期の資産形成を考える20〜40代に広く利用されています。
本記事では、インデックス投資の仕組み、主要な指数の特徴、メリットと注意点、そしてNISAを使った始め方までを初心者向けにわかりやすく解説します。
インデックス投資とは何か:仕組みをわかりやすく解説
インデックス投資とは、特定の「インデックス(指数)」と同じ値動きをするように設計された投資信託やETFを購入し、市場平均並みの成果を目指す投資手法です。
たとえば、日経平均株価という指数は、東京証券取引所に上場する代表的な225銘柄の平均的な株価の動きを表します。日経平均に連動するインデックスファンドを買えば、その225銘柄に少しずつ分散投資しているのとほぼ同じ効果が得られます。
つまりインデックス投資は、たった1本のファンドを買うだけで、市場全体に幅広く投資できる仕組みなのです。
インデックスファンドとETFの違い
インデックス投資の手段には、大きく分けて「インデックスファンド(投資信託)」と「ETF(上場投資信託)」の2種類があります。投資信託は1日1回の基準価額で売買され、自動積立に向いています。一方、ETFは株式と同じようにリアルタイムで売買でき、信託報酬がさらに低い傾向があります。
ETFの基本については、ETFとは何かを解説した記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
インデックス投資とアクティブ投資の違い
投資信託には、インデックス投資と対になる「アクティブ投資」という手法もあります。両者の違いを整理しましょう。
- インデックス投資: 市場平均(指数)に連動することを目指す。運用コストが低い。
- アクティブ投資: 市場平均を上回るリターンを目指してファンドマネージャーが銘柄を選定する。運用コストが高い傾向。
具体的には、インデックスファンドの信託報酬(運用にかかる年間コスト)は年率0.1%前後の低水準が一般的ですが、アクティブファンドは年率1%〜2%程度かかることもあります。
長期(10年・20年スパン)で見ると、アクティブファンドの多くがインデックスを上回る成績を残せていないという調査結果(S&Pダウ・ジョーンズの「SPIVA」レポート等)もあり、初心者にはインデックス投資が選ばれやすい傾向にあります。
主要なインデックス(指数)の特徴
インデックス投資を始める前に、代表的な指数の特徴を知っておくと、ファンド選びがスムーズになります。
日本の代表的な指数
- 日経平均株価(日経225): 東証プライム上場の代表的な225銘柄から算出。値がさ株(株価が高い銘柄)の影響を受けやすい特徴があります。
- TOPIX(東証株価指数): 東証プライム市場のほぼ全銘柄を対象とする時価総額加重平均型の指数。日経平均より日本株市場全体を広くカバーします。
米国の代表的な指数
- S&P500: 米国を代表する大型株500銘柄で構成される指数。アップル、マイクロソフト、アマゾンなどグローバル企業が多く含まれます。
- NASDAQ100: ナスダック市場の主要100銘柄。ハイテク企業の比率が高めです。
全世界に分散する指数
- MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(オルカン): 全世界の先進国・新興国の株式に幅広く分散できる指数。1本で世界中の株式市場へ投資できる点が特徴です。
米国株と日本株の市場特性の違いについては、米国株と日本株の違いを解説した記事もあわせて参考にしてください。
インデックス投資のメリット
1. 1本で幅広く分散投資できる
インデックスファンドを1本買うだけで、数百〜数千の銘柄に分散投資した状態になります。1社の業績悪化で資産が大きく減るリスクを抑えられるのは大きな利点です。
分散投資の考え方については、分散投資とはを解説した記事で詳しく取り上げています。
2. 運用コストが低い
インデックスファンドの信託報酬は年率0.1%以下の商品も登場しており(全世界株式型では年率0.05〜0.1%程度が目安)、長期で保有するほどコストの差がリターンに大きく影響します。たとえば年率1%のコスト差は、30年間でリターンに数十%の差を生むこともあります。
3. 少額から積立できる
多くのネット証券では100円や1,000円から積立投資が可能です。給料日に合わせて自動積立を設定すれば、手間をかけずに資産形成を続けられます。
4. 長期積立との相性がよい
毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」は、価格変動の影響をならす効果があります。ドルコスト平均法の詳しい仕組みは、ドルコスト平均法を解説した記事でご確認ください。