大林組は、一言で言うと日本を代表する大手建設会社です。直近の2025年度実績では、売上が2024年度の23,251億6,200万円から26,201億100万円へと約12.7%増加し、営業利益は793億8,100万円から1,434億4,200万円へと約80.7%と大幅に増加しました。建設業界では鹿島建設、清水建設と並ぶスーパーゼネコン(大型総合建設会社)の一社として、国内の大型インフラ・商業施設・住宅など多様なプロジェクトを手がけています。
事業概要
一言で言うと、大型から小規模まで幅広い建設プロジェクトを受注・施工する建設会社です。
大林組は、建設業の中でも特に大規模なプロジェクトを得意とするスーパーゼネコンの一社です。ビルやマンションなどの建物建設、橋梁やトンネルなどのインフラ整備、さらには国際的な大規模プロジェクトまで手がけています。建設業は、社会のあらゆる場面で必要な産業です。家やビル、道路、駅舎など、生活に欠かせない施設を作り出す仕事です。大林組はこうした案件を大型から中小まで受け取り、数年かけてチームで施工します。収入源は、受注した建設工事の契約金額であり、発注企業や自治体からプロジェクト完了時に売上を計上します。受注から完成までに数年を要することもあり、業績は数期にわたって受注額の影響を受けます。
業績サマリー
2025年度は非常に好調な決算となりました。売上は2024年度の23,251億6,200万円から26,201億100万円へと3,949億4,000万円(約12.7%)増加しました。営業利益(売上から社員給与や材料費などの本業経費を差し引いた利益)は2024年度の793億8,100万円から2025年度の1,434億4,200万円へと640億6,100万円増加し、約80.7%の大幅増益となっています。営業利益率(売上100円あたりの本業利益)は2024年度の3.4%から2025年度は5.5%へと改善し、建設業の中でも利益性が向上しました。
純利益(経営陣や株主に帰属する最終的な利益)は2024年度の750億5,900万円から2025年度の1,460億5,200万円へと710億円近く増加し、約94.6%の大幅増となりました。1株あたりの利益(EPS)は2024年度の104.69円から2025年度の203.88円へとほぼ2倍に拡大しています。
配当利回りの観点では、2024年度は年間配当75円/株、2025年度は年間配当81円/株と、6円増加し配当政策も積極的になりました。100株保有すると2024年度は年間約7,500円、2025年度は年間約8,100円の配当を受け取ることができます。