大成建設は、国内最大規模のゼネコン(総合建設会社)です。オフィスビルや住宅、インフラなど幅広い建築・土木工事を手がけており、建設業界で圧倒的な存在感を持っています。直近の2025年度は大幅な業績改善を実現し、売上が2024年度比22%増加、営業利益は実に354%増加するなど、極めて好調な成長を遂行しました。
事業概要
一言で言うと、日本全国で大規模建築物やインフラを建設する総合建設会社です。
大成建設は、オフィスビルやショッピング施設などの商業施設、住宅、学校、病院、橋やトンネルなどの土木工事まで、あらゆる大規模プロジェクトを手掛けています。建設業界では国内最大級の規模を誇り、建設請負売上では業界トップクラスのポジションにあります。
収益源としては、各種建築工事の請負によって売上を得ています。施設の設計から施工管理まで一括で担当することで、顧客からの信頼を獲得し、安定した受注につなげています。また、2025年度からは原価低減や営業効率の改善が実を結び、利益率が大きく改善される転機を迎えています。
業績サマリー
2024年度の売上は1,765億円、営業利益は265億円でしたが、2025年度は売上が2,154億円(約22%増)、営業利益は1,202億円(約354%増)と、極めて好調な業績成長を記録しました。営業利益率(売上100円あたりの本業の利益)は2024年度の1.5%から2025年度は5.6%へと、大幅に改善しています。
純利益も2024年度の403億円から2025年度は1,238億円へと、約3倍の増加を達成しました。1株あたり利益(EPS)は2024年度の216円から2025年度は683円に跳ね上がり、株主にとって著しい価値創造が生まれています。
配当利回りも充実しており、年間配当は2024年度の130円/株から2025年度は210円/株へと60%増加しました。100株(約69万円程度の株価想定)保有すると、年間2万1,000円の配当がもらえることになります。
強み・競争優位性
1. 業界トップクラスの規模と信頼性
国内最大級のゼネコンとして、大規模プロジェクトの受注力が強く、建設業界内で圧倒的な競争優位性を持っています。官庁発注の大規模インフラプロジェクトから民間の大型建築まで、幅広い顧客基盤を有しており、受注の安定性が高い。