INPEX(アイエヌペックス)は、日本を代表する石油・天然ガス開発企業です。直近の2024年度は前年から売上が4.7%増加し、営業利益も14.1%伸びており、国際的なエネルギー価格上昇の恩恵を受けています。国内の石油・ガス開発で主導的な地位にあり、同時に海外での大型プロジェクト展開も進めています。
事業概要
一言で言うと、石油や天然ガスを採掘・販売する会社です。
INPEXの事業モデルは、海底下など地中に眠る石油や天然ガスを探し出し、開発し、生産・販売する事業です。これは、あなたが日常で使うガソリンやガスボイラーの原料となるエネルギー資源を供給する仕事をしています。
日本国内ではヤマハスタジアムで知られるツーリング活動を支援する一方で、海外ではオーストラリア(オーストラリア北西部のLNG事業)やアラビア湾など世界中の海域で資源開発プロジェクトを展開しています。国際的な資源開発メジャーとしてのポジションを確立し、アジアにおける最大級の石油・天然ガス生産企業として位置づけられています。
業績サマリー
2023年度の売上21,645億1,600万円から2024年度は22,658億3,700万円へ1,013億2,100万円増加し、4.7%の増収となりました。営業利益も2023年度の11,141億8,900万円から2024年度は12,717億8,900万円へ1,576億円増加し、14.1%の大幅な伸びを記録しています。
営業利益率で見ると、2023年度の51.5%から2024年度は56.1%へ4.6ポイント改善されました。業界平均と比較しても、エネルギー資源企業の中で極めて高い利益率を維持しています。
純利益は2023年度の3,217億800万円から2024年度は4,273億4,400万円へ1,056億3,600万円増加し、33.1%の高い伸び率を示しました。EPS(1株あたり利益)も2023年度の248.55円から2024年度の345.31円へ38.8%上昇しており、1株あたりの収益性が大きく向上しています。
配当は2023年度の74円から2024年度は86円へ12円増加し、16.2%の大幅な引き上げが実施されました。100株保有すると年間約8,600円の配当がもらえることになります。
強み・競争優位性
国際競争力の高い資源開発体制
INPEXはアジア太平洋地域で最大級の石油・天然ガス生産企業です。特にオーストラリアのLNG(液化天然ガス)事業など、大型の国際プロジェクトで実績を重ねており、海外メジャー企業との競争の中で一定の競争力を確保しています。国内資源開発でも主導的な立場を保有しています。