ディー・エヌ・エーは、スマートフォンゲームやオンラインサービスを中心に展開する大手IT企業です。2024年度は大幅な赤字でしたが、2025年度は構造改革の成果により営業利益289億円、純利益241億円の黒字化に転換。売上も1,367億円から1,639億円へ増加し、業績の回復局面にあります。
事業概要
一言で言うと、スマートフォンゲームやオンラインサービスを開発・運営する企業です。
ディー・エヌ・エーは、主にスマートフォン向けゲームアプリの開発・配信や、オンラインショッピング、動画配信といったインターネットを活用したサービスを展開しています。ゲーム事業では、ユーザーが遊んでくれる期間が長い「ライフタイムゲーム」開発に注力。つまり、多くの人が長く遊び続けてくれるゲームを作ることで、継続的な収入を得ています。このほか、エンタメコンテンツの配信やマーケティング支援なども手がけており、デジタルエンタメ業界の中核企業として機能しています。
業績サマリー
2024年度は大幅赤字でしたが、2025年度は劇的に改善しました。
2024年度は売上1,367億円に対して営業損失28億円、純損失286億円という厳しい決算でした。この理由は、主力ゲームの成績不振やサービス効率の低下によるものです。EPS(1株あたり利益)もマイナス257.6円でした。
しかし2025年度は状況が一変。売上は1,367億円から1,639億円へ約273億円(20%)増加し、営業利益はマイナス28億円からプラス289億円へ転換。純利益も286億円の赤字からプラス241億円の黒字となりました。営業利益率(売上100円あたりの本業利益)は2024年度のマイナス2%から2025年度は17.7%へ大幅改善。EPSも217.24円のプラスに転換しています。これは、利益の改善と経営効率化が奏功したためです。
配当利回りについては、2024年度の年間配当20円から2025年度は65円へ3倍超増加。100株保有すると年間6,500円の配当がもらえます。この配当増加は、経営が本格的に回復軌道に乗ったことを示しています。
強み・競争優位性
デジタルエンタメでの確立された地位
スマートフォンゲームやオンラインサービス市場で長年の実績を持ち、多数のユーザーベースとコンテンツ資産を保有。ゲーム開発・運営のノウハウが業界内でも評価されています。